ウンナナクールのポスターをスイス、チューリヒ・デザイン美術館館長が絶賛

2020年に東京オリンピックが行われるコトで、世界の日本に対して興味がどんどん増えていく中グラフィックデザインの世界でも日本の評価が高まって来ているようです。
このポスターは女性下着ブランド「ウンナナクール」のモノ。このポスターを評価しているのはスイスにあるチューリヒ・デザイン美術館のブレンドル館長。
同美術館で現在開催されている展示会「日本のポスター作家展 -桜と修行-」の会場でブレンドル館長はとにかく美しいと溜息をもらしたそう。
この展示物の中で鉄棒につかまった赤いワンピースの女性と前回りをしている黄色のワンピースの女性の「ウンナナクール」のポスターに対してブレンドル館長は「美しく、コミカルで芸術的。素晴らしい」と。
2枚が対になったポスターの一枚にコピーとして「ぱん つう まる みえ」が書いてありそれ指すと
「何という意味ですか?」と記者に尋ねる。意味を説明するが、(パンツは全く見えていないわけで)言葉と表現されている色・形があまりにかけ離れているらしく「スイスではありえないコンセプト」と首を振る。
と感心したよう。
尚、ウンナナクールのブランドイメージを作り上げているのは渡邉良重氏・植原亮輔氏(DRAFT/キギ)のアートディレクターの2人。ドラフトと言えば同じ高校出身の宮田識氏が設立させたデザイン事務所で、数多くの広告賞などを取っている日本が誇るデザイン事務所。
日本の独特の感性が世界に受け入れられ嬉しいコトです。
同展示会には日本のグラフィックデザインの巨匠、田中一光氏、福田繁雄氏、永井一正氏らのポスターも展示されるよう。
日本のポスター作家展 スイスの館長、美しさと独自性を絶賛参考
2014/03/19