ブランドを育てるとは

シャネルやエルメスと聞けば女性ならとっても欲しいブランドの一つ。
ネット通販でもブランドを作り上げていく事はとっても大事です。とは言え簡単にブランドが作れる物ではないです。
ブランドは長い時間をかけて作られていくモノ。エルメスやカルティエなど誰もが知っている高級ブランドは共に1800年代から今まで長い年月の間、ブランド価値を育ててきました。それと同じ事をネット通販事業者がやるのはかなり難しいと言うか無理な事で日本でネット通販がまともに機能しだしたのは楽天市場が設立されたのが1997年なのでそれ以降の話。まだ17年位しか経っていなくてネット通販会社事態がブランドとして認知されるのはなかなか難しいですよね。
今回は何百年も生き続けるブランド戦略の考え方と言うより、どうやったら人に認知されるようになるのかという観点からのブランド作りを考えていきたいと思います。
そもそもブランド何て作る必要あるの?
実際、今だったら無料でネットにお店を持ててしまうような環境が揃っているのでブランド戦略なんて考える必要は無いって言われるかもしれませんね。
そもそもブランドって何?エルメスのバッグはうちで扱わないし・・シャネルも関係ないよ。と言う方も中にはいるかもしれませんよね。
ここでブランドって何ぞやと言う事をお話しすると、「競合他社との差別化を図るための事」で、その中にロゴマークやコンセプト、サービスなどが含まれてきます。
一般的に商品に対してブランドと使うと思われがちですが、広い意味でお店や会社でもブランドは使われます。
仮にAと言う人が作ったお店が「楽々市場」と言う店名で輸入雑貨を通販で販売しているとして、Bと言う人が同じく輸入雑貨を扱うお店を開きたいとしたら別の名前で別のロゴを作りますよね。まぁ言ってしまえばコレがブランド作りの第一歩と言う事になります。同じ商品を扱っているのであればAさんのお店ではやっていないサービスをして違いを打ち出す。そのように違いを打ち出す事で自分のお店の強みになっていきます。
この時、Aさんとの違いを探すにはまずAさんのお店で商品を買ってみる事です。ただ単にAさんのお店を眺める時と実際に購入する時とでは見方が変わってくるはずです。意外と売り切れの商品が多いであったり、いつ休みなのかわからない、店長もしくはスタッフの写真などが載っていないなどはリサーチすればわかりますが、確認メールの早さ、実際に商品が届くまでにかかる日数、梱包の奇麗さなど実際に購入してみなければわかりません。ライバル店より勝てるモノが実際に購入してみる事でわかる事も多いにありますので、購入するお金は必要なモノと考えライバル店の商品を購入してみましょう。
お客さんに自分のお店で買ってもらう為に作るモノ
他社と差別化をつけ、お客さんに自分のお店で買ってもらう為にブランドを作るのでお客さんに認知されなくてはなりませんよね。それには広告などを使いまず知ってもらう事も必要ですし、定期的にメルマガを発行する事も大事です。来てもらったお客さんに対しては値段をコロコロ変えたり、あれは出来ないコレも出来ないなどネガティブなコトばかり書いたりしないようにしなくてはなりませんよね。信用度が無くなりますので。注文があったら早く確認メールを出し、丁寧な梱包、早い配送などを常にする事でお店のブランド価値が上がってきます。決して有名なデザイナーにロゴを頼んだからってブランド価値は上がりません。丁寧なサービス、良い商品を扱うコトでのみブランド価値は上がります。
Photo By: Leyram Odacrem
2014/04/30