面倒くさいを面倒くさいままにするから、その先の景色が見えないのですよ
人によって仕事に対する意識ってどうしても変わってきますよね。ある人にとっては生き甲斐。別の人にとってはお金のため。暇つぶし。なんとなく。など。そろぞれ違う思いのある者同士が同じ仕事をしていくわけなのでどうしても意識の相違が生まれてきちゃいます。
全体のスケジュールを考えながら仕事を進めていくのは基本的な事であるにも関わらず、一つの作業に何時間もかかったり、自分のしている作業にかかる時間を把握していなかったり。ただ言われた事をしているだけではいつまで経っても成長できません。自分のしている作業は仕事全体の中でどのようなパーツとなり、どうしたら今より効果的な見せ方ができるか、早くできるかなど考えながら作業を進めていくコトで考える力が付いてきます。
まぁ、自分は楽に言われた事だけして面倒くさいコトは他の人まかせにすればいいと言う人も中にはいますので押し付けてもいけないですが。
せっかく仕事をするのであれば、より良くする為に自分なりに工夫するのは大事です。自分が他の人より能力が劣っていると感じているのであれば、優れた人はどうやって作業を進めているのか観察して真似してみるのも一つの手です。
誰でも最初は出来なくて当たり前ですが、意識して作業していくことでその後の成長が変わってきます。頭で理解したつもりでも実際にしてみると全然できなかったりします。物事は繰り返し体で覚えなければ身に付かない事も多くあります。そのような事は大抵、同じ事を繰り返すので途中でいやになってしまいがちですが、その先を目指すなら必ず通らないとならない過程です。
サッカーのデイヴィッド・ベッカムが始めから美しいプレースキックが出来ていた訳ではありません。幼い頃から近所の公園に通い同じ位置から何時間もボールを蹴る練習をすることで正確なキックができるようになったと言います。他の一流選手と言われる人達も誰よりも練習したことでトップの一握りになれています。
デザインにしても同じです。ある課題があったらそれに対するアイデアを誰よりも出す。それを繰り返す。それが良いアイデアを出す最短の方法ではないでしょうか。楽をしたらやっぱり結果は楽した分だけのモノ。一見すると面倒くさいコトを真剣に何度も何度も繰り返し練習するコトでしか成し遂げられないコトも多く存在します。
2014/05/05