ECサイトではターゲットをより詳しく設定した方が良い

自分のお店に来るお客さんはいったいどんな人なんだろう?どんな人が買ってくれるのだろう?
ECサイトでは当然ながら購入者の顔や人となりが解らないですよね。だからといって色々な人に買ってもらえるならそんなこと考えなくても良いんじゃない?なんて思っていませんか?
これはとてもマズい考えです。購入者のコトが解らないまま商品ページやサイト作りをしていくと結局どこにでもあるお店、もっと言うとここで買わなくても別にいいと思っちゃうお店になっていきます。
それではダメですよね。どんな人に買ってもらいたいかターゲット設定するコトで見せ方や伝え方が格段に良くなりますのでターゲット設定したうえでのお店作りをしていきましょう。
どんな人に買ってもらいたいか?
ターゲットを設定する場合、より具体的にイメージするコトが大事です。
扱っている商品が自分もターゲット層に当てはまるなら、一番わかりやすいのは友達をターゲットにするコトです。その友達の年齢、働いている場所、年収、性格、普段着ている服の感じなどスグに出てくるはずです。
扱っている商品が自分はターゲット層に当てはまらない場合は、買ってもらいたい人達が通っている場所に行って実際にその人達を観察しましょう。想像でもある程度出来るのですが、実際に街に出て人を見るとより具体的にイメージができます。
実際にターゲットを設定してみる
例えばビジネスでも着れるレディスアパレルを扱うお店を運営しているとして、「26歳の東横線の武蔵小杉に住んでいて、中目黒で経理の仕事をしている女性。年収は340万円でアパートに一人暮らしをしている。生活費や食費などを抜かして、お小遣いとして自由に使えるお金は月に4万円。後輩も出来て出来る女に見られたいと感じている。食事は出来るだけ自炊してお昼もお弁当を持っている。」とターゲットを設定したとします。
この女性に来てもらって実際に買ってもらうように実際のお店作りをしていくわけです。お店のカラーは白を基調色としてアクセントで色を使いスッキリした印象にします。間違っても地紋などにレースを多用したりファンシーな雰囲気にはしないでくださいね。コピーなども手書き風のフォントなどは使わず、あくまでスマートに見えるような雰囲気の書体を選びましょう。
コピーを書くうえでも、これを着たら出来るオンナ度が上がると思えるような文章を書いていくようにしましょう。
商品写真は出来るだけ多く使い、ディテールやその服を着た時の雰囲気がわかるような写真を載せていきましょう。
などなど、ターゲットを設定するだけで全体のお店の雰囲気が決まってきます。
それだけでなくお店も作りやすくなります。
Photo By: Paul Inkles
2014/01/16