行かなきゃ良かったと思わないですむ為のセミナー選びとは?

先日、渋谷某所で開催されたセミナーに行ってきました。そのセミナーはホームページで収益や集客を上げる為にどうしたらいいかなど教えてもらえるようなセミナーだと思っていたのですが、行ってみると教わる的な雰囲気ではなく、何かの打ち上げ的な、知り合いだらけがいる集いのようなモノでした。
セミナーは4部構成になっていて、目当てのセミナーは第2部だったのですが時間よりかなり早く着いた事もあり会場に入ると司会者が始まりの挨拶をしている最中でした。
一通り話が終わると司会者の方が交流を深める意味で名刺交換会を始めましょうと言いだしそこに集まる人たちは皆一斉に隣の人たちに名刺を配りだしました。いきなりの事でどうしたらいいかわからずジッとその光景を見ている自分。もうすでに知り合いであろう人たちが何故か名刺を配り合っている。中には初めての人たちをいたのかもしれないが、誰もが名刺を持っているらしく名刺交換が行われるのをとても不思議な思いで見ていました。
そこにいる誰もがどうも知り合いどうしっぽく、言って見ればどこかの大学のサークル的なノリが全面に出ていて会場で、ここにいる自分の浮いた感が逆に楽しくなる位、今までであったことのない人たちで埋め尽くされた空間に一人ポツンと立ったまま状態。でも目当てのセミナーを聞くまでは帰らないと心に決めてガマンしていました。
若い子たちの中に一人オッサンがいる。どう見ても「何なのこのオッサン?」状態。人はこういう時に孤独を感じるんですね。
ようやく名刺交換会が終わり、セミナーが始まることになりホッとしたのもつかの間、講師の人の話す事が自身が書かれた本の中の内容を話すだけで明らかに手抜きの内容でした。
と、このセミナーでは支払ったお金と時間を無駄にしてしまったのですが、行かなきゃ良かったと時間とお金を無駄にしない為に失敗しないセミナー選びを考えてみたいと思います。
セミナー内容を見てどんな人が集まるか予測する
セミナー内容に書いてある内容から対象者がどんな人なのか、そのセミナーの告知もどこでしているのかなども、行くかどうかの判断基準になります。
今では告知しているホームページ上にFacebookで「いいね!」をした人達の顔ぶれなど出しているコトもあり、そこに出ている人達が自分とかけ離れた人達で埋め尽くされていたら結構キケンの合図。自分が40代の男なのに明らかに「いいね!」している人が10代の若者だらけとかだったら、やっぱり会場に来るのも大半がその若者になります。
大抵はセミナー案内以上のコトは話さない
セミナー案内に「集客・収益に関する事を少しだけお話しますよ。今回は気軽に参加してくださいね」とか書いてある場合、「今回のセミナーは適当に済ませるのでガッツリ聞きたい人向けではないですよ〜」と言っている事になります。講師も開催者からお金をもらい話をもらう訳なので、ヤラシイ話だけどもらったお金の多さによって話す内容も変わります。安いセミナーには安いなりの理由があると言う事です。
結局は行ってみなければわからない?
人は物事を自分の都合の良い風にとらえる傾向があるので「少ししか話しませんよ」と書いてあってもそこでしか聞けない話をしてくれるかもと期待しちゃったりします。大抵はハズレですけどね。
結局は何度かいろいろなセミナーに行って自分で経験して判断していくしかないのかなぁとも思います。
アインシュタインもこう言っています。
何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。
2014/04/09