ネットショップの制作はデザイナーであると自覚したほうがいい

今日もコツコツとネットショップの制作・運営に励んでいますか?
最近よく思うのはネットショップで制作する人はデザイナーと呼べるかどうか?結局ボクの中での答えは携わる範疇によりその人はデザイナーであるし、そうでない場合もあるというコトになりました。そりゃそうだろとツッコミが入りそうでが。
そもそもデザイナーとはどういう人を言うのかと考えた時にボクなりの答えは「誰かの考えや思いを代わりに具現化する仕事をする人」と言う事に。誰か(クライアントや自社の社長、時により自分)が売りたいものを一般の人達に伝え買ってもらう手伝いをするのがデザイナーであると考えるので、ネットショップで制作していたとしても思いを伝えられられればその人はデザイナーであるのではないでしょうか。
デザイナーになる為には以前は制作プロダクションや代理店などに入社し、数年アシスタントとして経験を積みデザイナーになるという流れが普通でしたが、現在ではアドビのイラストレーターやPhotoshopなどソフトをある程度使えるだけでデザイナーと言ってしまう人もいます。ホームページなどWEBのデザインをするのに今ではあらゆる所にテンプレートが落ちていたり、無料で使える素材があったりと素人でもそれなりのモノが出来てしまうので、それらに少しだけ手を加えるだけであたかも自分で作りましたよと言う偽フリーデザイナーが増えてしまいました。
まぁデザイナーになるのに資格は無い訳なので、極端な話「ボクはデザイナーです」と名乗ってしまえばデザイナーと言う事になってしまいます。それで仕事が受けられる訳ではありませんが。こんな人達が増えた事により、コトWEBデザインに関してはどんどん制作費がさげられあと少しするとホームページを作るだけではお金を取れなくなるのではないでしょうか。
それはそれで良いのではないかと思います。無料で簡単にホームページが出来てしまう今現在、デザイナーと名乗るのであれば当然、無料のモノ以上の物を作れなくてはいけません。デザイナーと名乗りながらどこからかコピーしたモノで作っていたのでは話になりません。少しの間はそれでもやっていけるかもしれませんが、すぐにダメになります。ソフトが使えるからデザイナーではなくアイデアを形、目に見えるように出来るのが本当の意味でのデザイナーです。
少し矛盾するかもしれませんが、制作プロダクションや代理店に入らず学校を出て独学でデザインを学びフリーとしてやっていたとしても、その人がクライアントの要望に答え売り上げに貢献出来るデザインを生み出せそれで生活出来るのであればその人は立派なデザイナーであると思います。
どこでやるからデザイナーである、無いは関係なく自分で生み出せるかどうかの問題です。
2014/05/06