仕事をする上で最も大事なのは納期

最近ツクヅク思うのは納期に対する考え方が甘い人が多いのではと言うコト。
お金を貰って何かを作る以上、第一に考えなくてはいけないのは納期です。100%のモノを出来るまで納期をずらしてもらうという考えは大間違いです。
お金を貰って仕事を請け負っている以上、相手はアナタのコトをプロだと判断します。プロであるならば限られた時間の中で100%のモノを目指すように仕上げるのが当たり前の話です。100%になるまで待ってくれといえるのは一部の巨匠かアーティストだけ。
プロは納期前に仕上げて早めにチェックしてもらうもの
このようなコトを言うとよく「私は丁寧にやっているから遅くなってしまうんですよ」と言う人がいますが、この考え方自体がそもそも間違いでプロとして仕事をしている以上、丁寧にやるのは当たり前でその上で早く仕上げるんです。
プロは納期よりも早めに仕上げるように仕事をするものです。ナゼ納期より早く仕上げた方がいいかと言うと
●相手に喜んでもらえる
納期より前に出すコトで相手は「もう出来たの、スゴいね」と思って喜んでくれます。こうするコトで相手の自分への印象はずっと良くなるはずですよ。
●より正確に仕上がる
早めに仕上げるコトでチェックにかける時間が増します。そうするコトで最終的に仕上がったモノの完成度が上がります。
「早く仕上げると次の仕事から納期が短くなるから嫌だ」と言われるかもしれませんが、コレに関しては相手との関係性によりやり方が変わります。
まず自分でスケジュールを管理できる方であればスケジュールに少し余裕を持たせて納期を組むコトです。スケジュール管理が下手な人は大抵、仕上げられるギリギリの日数でスケジュールを出してしまいます。そうすると「早くやらなきゃ」と焦るので余計に時間がかかってしまいます。納期を組む時はギリギリ出来る日数プラス1日か2日を余分にとってスケジュールを作りましょう。
相手がスケジュールを組んでくる場合は実際に出すのは納期の前日にして、それより早めに仕上げるコトで自分で校正をするようにすれば、納期がどんどん早まるコトは少なくなります。
納期を守れる人は残業しない
残業をいつもしていて、いつも忙しい忙しいと言っている人に限ってちゃんと納期を守れていないです。
残業をいつもしている人には2つのタイプがあり、まず1つ目は単純に仕事量が多すぎる人。コレはどうしようもないですね。ゴメンナサイとしかいえないです。仕事を別の人に振るか何とかしてください。
もう一つはスケジュール管理を全くしていない人。残業するほとんどの人はこちらだと経験上、感じます。
朝出社してから「さあ、今日はなにやろう」と机から資料をいくつも引っぱりだすような仕事をしている人。思いついた仕事を何となくこなす人。仕事の間、無駄口が多い人。こんな人は大抵残業をしています。更にこのような人に限って残業することは良いことと感じています。
「残業するのが良いことだ」と思うのはもう古い考え。無駄な残業ばかりする人は結果的に自分の評価を下げるコトになります。
そうならない為にもスケジュール管理をしっかりして規定時間内で仕事をこなせるようにしていきましょう。
仕事の出来る人、プロであれば一日のスケジュールは前の日、もしくは出勤前には出来ています。そのスケジュールに沿って仕事を進めているのでまず残業はしません。突発的な仕事や出来事があった場合もスケジュールの中に少し余裕を持たせるコトで対応はできます。
現在ではiPhoneやAndroidなどでToDo管理が出来るアプリがあるのでそれを活用するなり、スケジュール帳を活用するなりすることで仕事はグンと早くできるようになります。
Photo By: JBrazito
2014/01/22