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転換率を上げろと言うけれど転換率だけ上げりゃいいのか?

転換率を上げろと言うけれど転換率だけ上げりゃいいのか?

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ネットショップを運営されている方なら必ずどこかで聞いた事があるであろう「転換率」について今回は話したいと思います。
楽天市場でネットショップを開いている場合、担当のecc(ECコンサルタント)に「転換率を上げる為にこんな事やあんな事をしましょう」とメールや電話で言われる事はないですか?はたまた、ネットショップで働いている方ならオーナーに「去年より転換率下がってるよ、どうにかせぃ」と言われたりと。何かと言うと転換率と言われますよね。

そもそも転換率って?

ご存知かと思いますが一応、書いておくと転換率とはCVR(コンバージョンレート)、購買率、成約率などと呼ばれるマーケティング用語ですかね。
自分のネットショップにアクセスしたユーザーのうちに実際購入まで至ったユーザーの割合で出します。
例えば訪問者が100人で、実際に購入した人(もしくは件数)が5人だったとしたら

  • 5÷100×100=5%

だったと言う事になります。

この転換率はおおよそ1〜5%位が一般的と言われます。ただ扱う商材によっては10%を超えたりするなんてこともありますので、自分の扱う商材がどの位が平均なのか調べる必要があります。楽天だとRMSの店舗カルテでジャンルTOP10平均との比較ができますので活用しましょう。

転換率ってそんなに重要なの?

この転換率ってとってもクセモノで、どんなスタイルで売っている店なのかまで数字に反映されないので、リピーターに強いお店だったり新規顧客向けの商品しか扱っていないお店、商品数が多い店、少ない店なんかも一緒の数字で計算されてしまいます。これがなんでオカシイかと言うと、リピーターに強いお店や商品数の少ないお店の方が転換率は自然と高くなります。リピーターの方は必然的に自分の買いたい商品目的でアクセスするので1アクセスで1購入という構図が簡単に出来上がります。商品数が少ないお店でも少ないアクセスで購入される確率は増えます。
これだけ聞いていたら全く問題なさそうですが、どちらもその商品に魅力が無くなったら一気に転換率(売り上げ)が激減します。今や気がついた時にはライバル店だらけなんてこと日常的ですからね。

アクセス数が上がれば自然に転換率は平均値を上下するようになるとのではないかと考えるので、個人的にはあまり転換率が上がった下がったで一喜一憂する必要はないのでは。
それよりもアクセス数を上げるとか、回遊率を上げるとかの方がよっぽど重要だと思います。
さらに実際に売れた数はどうなんだい?と言う事が最も肝心な話です。
1ヶ月、3アクセスで3個購入されるよりも、10000アクセスで300個売れた方が良いに決まっているじゃないですか。

そのお店ごとのスタイルを築き上げていく事を考えましょう

ネットで小売をしている場合のほとんどはライバル店と商品がかぶってきますよね。ポイントを付ける事や送料無料にする事、価格競争にも限界があるので、結局はそのお店の魅力つくりをしていかなきゃならないのです。転換率が下がったからと言ってページ制作の労力を下げて人件費を削ろうなんて事はもってのほかです。
どうしたら自分のお店に来てもらえ実際に買ってもらえるか。数字に惑わされるのは止めてそれを考えていきましょうよ。

2014/07/23

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