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セミオーダーの商品を増やすコトでのオリジナル性を出す強み

セミオーダーの商品を増やすコトでのオリジナル性を出す強み

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ネットショップでの小売業は商品数が多くなればなるほどライバル店と商品のラインナップがカブってきちゃいますよね。商品数が多くなければ集客できない・・かと言って何でもかんでもイイから商品を増やしていけばまとまりのないお店になってしまう。小売りのお店を運営されている方にとって悩みの種すですよね。そこで思いつくのはオリジナル商品を作るコト。でも、オリジナル商品はコスト面も開発力もとてもかかってしまします。
そんな悩めるネットショップ運営者の方にお勧めなのがセミオーダー商品です。今回はセミオーダー商品を増やすコトでのメリットをお伝えしていきます。

その前にセミオーダーとオーダーメイド、既製品について

セミオーダーのコトを話す前にそれ以外のオーダーメイド、既製品について少し。
一般的に既製品(レディ・メイドもしくはプレタポルテ)とは予めサイズやデザインパターンを決めて生産販売するコトで多くの小売店ではメーカーから既製品を卸してもらって販売しています。それに対してオーダーメイドは注文があってから生産するコトで、注文者の意向に合わせた仕上がりが可能な生産方法。既製品は予め作ってあるのでコストを抑えるコトが可能なかわりに在庫を多く抱えるデメリットも。オーダーメイドは逆に在庫を持たないかわりに一つを仕上げるコストと時間が大幅にかかる。実際にはもっと細かい違いがありますがこの位に。
この二つの生産方法のメリットを持たせたのがセミオーダー。では具体的にどのようにセミオーダーが良いのかをお話していきます。

在庫数が少なくて済む

既製品の場合、サイズ・カラー・デザインの違いなどでそれぞれ在庫を揃えておかないといけませんよね。セミオーダー方式であれば商品を組み合わせる前の状態で保管できるので多くの在庫を抱える必要が少なくなります。在庫を少なくできるのは多くの小売店にとってとても嬉しいコトですよね。

2013年11月にカカクコムが始めた女性下着のセミオーダー通販サービスの「All For Me」では在庫を持たないコトでデザインのバリエーションを最大160万通りまで増やすコトが可能になった。
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https://allforme.jp

無地12色、柄21種類の生地、12色5種類のレースを組み合わせることで自分だけのデザインができます。サイズ展開を細かく設定できるのもセミオーダーならではで、カップがAAAからJの12カップ、アンダーは60から100cmまで2,5cm刻みで作れるそう。ここまで細かければ胸が大きいのにアンダーが細い人や逆の人などかなりニッチな層まで集客が可能になります。
このニッチな層を取り込めるかがセミオーダーが成功できるかどうかでは。

お客さんに組み合わせる楽しさを演出できる

既製品の場合は当然、ある中からお客さんは選ぶコトになりますが、セミオーダーの場合は自分だけのオリジナル商品を作れるような感覚を味わってもらえるので、お客さんも普通の既製品を買うより楽しんで購入してもらえます。
レザーアイテム専門店 リアレス(REALETH)では、革ベルトをセミオーダーで作れる通販サイトです。
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http://item.rakuten.co.jp/realeth/customize_factory_by_realeth/

こちらでは革の色、バックルのデザイン、ベルトの先の形状、サイズが選択可能に加えステッチの色を選べます。こられを組み合わせる事で5,000通り以上のデザインが出来ると言う。個人的にグッと来たのはステッチが選べるコト。意外と見落としがちなのがステッチでこの糸の見え方で結構デザインが変わってくるんですよね。ゴリゴリにこだわってセレクトする人以外でも良いんじゃないと思ってしまいます。
これって子供の頃やった合体ロボに近い感覚かなぁと。組み合わせるコト自体が楽しい、それを感じさせる事が出来た時点でセミオーダーは正解ではないかと感じます。

ライバル店との差別化が出来る

ショッピングモールに出店している小売店の場合、かなりの確率でライバル店と商品がかぶりますよね。いくらサイトのデザインを他店と違うモノにしても売っている商品が同じであればその商品は価格競争に巻き込まれます。商品説明や写真の取り方を工夫する事で買ってもらえる確率は上がりますが、他店にお客を奪われもします。これは既製品を販売するかぎりどうする事もできないコトです。
それであればライバル店が販売できないモノを売ればいいと言うコトになりますよね。ただオリジナル商品を作るのはかなりのリスクを伴いますし、オーダーメイドは安く出来ない・・・
そこでセミオーダーになるんです。セミオーダーであれば店側でパターンを提案できるのでサンプル品を幾つか作れば他店にはないオリジナルの商品が販売できます。

マーケティングが出来る

セミオーダーで販売していくうちに売れる組み合わせのパターンがわかってきます。それを使って今度は本当にオリジナルとして制作すればいいんです。言ってしまえばセミオーダー商品をマーケティング材料にしようと言うコトです。いきなりオリジナル商品の制作はハイリスクですがマーケティングした上で作れば効果的に商品を増やすことも可能です。

デメリットが無いわけではない

良いコトずくめのよう言いましたが、デメリットが無いわけではないです。
商品ページ数を稼げない。
以前から言っているように通販サイトをする上で大事なのは商品ページを増やすコト。これがセミオーダーだとできないです。基本的に1ページで完結してしまうので入り口を増やすという意味では考えどころではあります。ただ、このページ自体が強烈に集客力がある場合は問題ないとも言えるのでどの位インパクトのあるページを作り込めるかにかかってくるのでしょうね。

返品の対応がしにくい。
細かい設定が出来れば出来る程、返品されたら別のお客さんに売る事が難しくなってしまいます。ここは考え所で、キャンセル不可にしてしまえばいいんじゃないと言ってしまえばそれまでですが、そうなると買う側としては買いづらい商品になってしまいます。
先にご紹介した女性下着のセミオーダー通販サービスの「All For Me」では実際の商品を作る前に試着用の商品を送って試してもらうことで、返品のリクスを減らすコトをしています。
レディースの靴をセミオーダーで作れる「Shoes of Prey」では未使用品に限り30日以内返品可能としています。ここまで出来るお店はかなり限られますが、買う側にとっては買うハードルがかなり下がるのでとても良いコトですよね。

2014 02 23 0613
https://www.shoesofprey.jp

2014/02/23

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